ストレスや心配事を記録に残す意味とその効果

ストレス管理のために心配事を記録しておく

ストレスや心配事を避けたくなるのは自然な感情です。
そして、早くそれらを忘れてしまいたいと思うのも当然です。

自分自身は忘れてしまってもかまいません。ただ、それらを記録しておくのは重要なことでもあるのです。
それについて、ちょっと書いてみようと思います。

未来の自分へのメッセージ

ストレスや心配事を記録に残すことは、未来の自分に対して大きなメリットをもたらします。

過去の経験や感情を記録に残すことで、未来の自分が振り返り、学び取ることができます。

なぜかと言うと、過去の自分が一体何に悩んでいたのか、どんな苦難を経験していたのかを未来の自分が知ることができるからです。

もちろん、未来の自分の価値観や考え方は過去とは変わっている可能性があります。

でも、過去の経験が未来の自分にどのような影響を与えたのかが、明らかになるかもしれません。

これによって、自分自身の成長や変容に気づくことができ、より良い方向に進むための示唆を得ることができます。

また、記録に残すことで時間の経過とともに視点が変わることもあります。

過去の自分の心情や状況を振り返ることで、新たな気づきや視野の広がりが生まれることがあります。

私の場合は、

  • リスクを恐れることが機会の逃失に繋がっていたのか?
  • 恐れただけで、具体的に行動しなかったことが失敗に結びついたのか?

そうした洞察をする機会となりました。

もう一つのメリット

過去の心配事やストレスを記録に残すことは、その時点でも効果を発揮します。

心の中に抱えている悩みや不安を書き出して、それらが文字として目の前に現れることで、心の負担が軽減されることがあります。

書くことによって気持ちが整理され、心の中でうずまいていた感情を解放することができるからです。

また、記録を残す手段として、日記を書くこともおすすめです。

私は10年日記を使っています。このような形式では、短い記述でもその時の心境や悩みが綴られ、未来の自分に伝えることができます。

思考や感情を言葉にすることで、より明確に自己を理解し、成長するための手がかりをつかむことができるのです。

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