
課題解決の講座を開いていて、いろいろと感じることがあります。
例えば、人によって課題を感じるところは本当にバラバラです。
自分としては、当たり前すぎてどうだろうと思ったところの反応が良くてビックリすることもあります
人は人に貢献できることを必ず持っている
自分が想定しているモノゴトの解決ストーリーを、人はそれぞれ持っています。
そのストーリーには、濃淡や関心度の高低があり、人によってバラバラです。
だから、自分の勝手な思い込みで「ここが一番大事なところだ!」と決めつけて、一点にフォーカスするのは良くないことですね。
むしろ、自分の持っている知識を濃淡の区別をせずに、余すところなく伝えれば、どれかは相手の役に立つはずです。
自分と他人がすべての点について完全に一致するなんてあり得ない
でもどこかに一致するところはあります。そして、それを探したり、一致したところをじわじわ広げていくのはコミュニケーションの力です。
このようなコミュニケーションを複数人相手の講座では実現するのは、なかなか難しいですが、1対1の講座なら十分できます。
「もう少し聞きたいところはありませんか?」
「何が気がかりになっていますか?」
こんな質問をしてみると、相手が知りたいと思っているところがわかるので、そこを深掘りすることができます。
そうすれば、相手は知りたい事が学べて満足度が上がります
もし、自分が知らないことであれば、次回までの宿題にして調べておくことで、結果的に自分の知見を広げることができます。
結果としてお互いの満足感が高まる訳ですね。
持っているものはすべて伝える。そして、コミュニケーションを取る。
講座運営の基礎が分かった気がします。