「習慣化」に興味というか、努力されている方は多いと思います。
自分がやるべきと思っていることを継続して実行できているのは、自分の成長を感じることができますし、事実、成長しているはずです。
また、そうしている自分が何か「エラい」というか、褒めてあげたいという気分にもなるでしょう。
でも、なかなか「習慣化」を実現するのは難しいことでもあります。
できなくて、逆に落ち込んだりしているケースもあるでしょう。特に、さっき「エラい」という気分の話をしましたが、そうした人ほど習慣化に失敗したときのショックも多きのではないかと思います。
成功を一番阻むものは「1/0」の考え方
習慣化を「できたか」、「できてないか」の二者択一で判断してしまうと、なかなかうまくいきません。
つまり、毎日もしくは毎週すると決めたことを、やったか、やらなかったかで判断しない方がいいということです。
「え?それが習慣というものではないのか?」
いや確かにそうなんですが、ものごとには「中間の状態」が存在するものです。
たとえば、がんばって始めたけども、たまたま昨日もしくは先週できなかったという状態。
ここで、「ああ…。やっぱりできなかった」と思ってしまうと、自己肯定感が下り、そこで習慣化のチャレンジは途絶えてしまいます。
習慣化しようとしている「中間の状態」を認めていないわけです。
そうではなく、
「連続記録は止まったけど、まあいいか。改めてスタートしよう!」
と考えるのが「中間の状態」を認めている状態です。
自分に甘いように見えます。
でも自分の意志だけで、一度も失敗することなく物事を継続するには、相当な意志力が必要です。
そこまでを自分に求めなくてもいいでしょう?
三日坊主を繰り返す
本当に三日で終わってしまう三日坊主はダメですが、習慣化できるようになるまでは、三日坊主の「繰り返し」でもいいじゃないですか。
例えば日記の三日坊主でも100回繰り返せば、300回です。
365日のうち300日分の日記が書いてあるって、すごいと思いませんか?
まずはそこからですよ。