仕事の指示を受ける上での大切な教訓

食い違った歯車のように会話が噛み合わない。

先日、私は仕事仲間と話をしていました。

話の内容は、相手が私に依頼する仕事についてでした。

しかし、なんだか話がうまく進まないような感じがしたのです。

私たちは仕事の背景を理解し合っていました。その仕事が何のために行われるのかも共通の理解を持っていました。
成果物についても一致したイメージを抱いていたはずです。

それなのに、なぜかうまくかみ合わなかったのです。

後でじっくりと考えてみました。

すると、私達がそれぞれ仕事をする上で重要だと思っているポイントが、ずれていたことに気が付いたのでした。

相手は私に仕事を頼む上で重要だろうと考えるポイントを熱心に説明してくれていました。

でも、私自身が注目しているポイントはまったく違っていたのです。

そのため、私が仕事をする側として、改めて必要なポイントを再確認するという状況だったのですね。

このことが、私達の会話がかみ合っていないと感じた理由だったのです。

どうすればよかったのか?

この問題を解決するために、まず相手の話をしっかりと聴くことです。

なぜなら傾聴のスタンスを持つことは、円滑なコミュニケーションを築く上で基本中の基本だからです。

そしてその時点で、ポイントが食い違っていることに気づくことが重要です

しかし、その時には「私が知りたいのはそこじゃないんですよ!」と反論してはいけません。

代わりに、私は相手の言葉を受け止めてから、自分が知りたい内容とその理由を柔軟に伝えます。

「なるほど、わかりました。もう一つ私が確認したいのはxxxのところです。なぜかと言うと、xxxだからなんですよ」

と、相手のボールを一度受け止めた後に、私が知りたい情報を説明します。

このように、私は自分の知りたいポイントを相手に伝えるだけでなく、その背後にある理由も明確に説明することが重要です。

理由を相手に伝え、理解してもらうことで、さらなる有益な情報や意見を得ることができるかもしれないからです。

この教訓を活かして、今後の仕事の会話に臨んでみてください。

ポイントのズレを乗り越え、より円滑なコミュニケーションを築くことができるはずです。

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